プロジェクト名

Webインテリジェンスプロジェクト

メンバー

野原,大部,坂口,両角,張

目的

Web上の知識を利用することで種々の活動の支援を行う

サブテーマ

登山計画支援,流行表現検索,語学学習支援,論文執筆支援

キーワード

セマンティックWeb,構造化,Linked Open Data,XML,RDF,テキストマイニング,極性分析,Deep Learning,情報推薦,ソーシャルメディア解析

概要

本プロジェクトの目的は,Web上に存在する非構造かつ膨大な情報資源の効果的な利用を支援することである.本プロジェクトの一環として,非構造な状態で蓄積されている登山計画書を構造化し,再利用することを目的としたシステムを開発している.本システムはWeb アプリケーションとして作成され,例えばMicrosoft-Wordで作成された登山計画書の構造化・蓄積することができる,さらに蓄積された登山計画書を新しい計画書として再利用できる機能を持つ. また,本プロジェクトではセマンティックWebに関する技術を取り入れている.具体的には,DBPediaなど構造化されたオープンなデータセットを利用したアプリの開発をはじめ,XMLやRDFを用いた既存データの構造化,およびWebオントロジー言語OWLを利用したデータオントロジーの作成を行っている.これによって既存の情報資源をより知的に活用したシステムを開発することができる.またこれらのデータをマッシュアップしたシステム開発などが活発に行われることが期待される.

流行表現検索では,元の表現から変形されて使用いるため,単純に検索しても出てこない,または適切な検索ワードがわからない表現の検索を行う.Web上では様々な流行表現が使用されるが,流行表現の多くは単純に文面からは推測できない,その表現の由来に関する背景知識を前提としたニュアンスを含んでいる.そのため,表現の由来を知らないと発言者の意図を正しく理解できないという問題がある.また,このような流行表現はしばしば一部を変形させて使用される. 変形された表現を見た人はその原形を知らない場合,表現の原形を知らないと由来についてのWeb 検索が困難という問題がある.これには,変形された表現をそのままWeb検索しても検索結果に由来に関する記事現れない,原形がわからないため適切な検索ワードがわからない理由が挙げられる. 論文執筆支援の研究では,論文執筆におけるタイトルの決定やアブストラクトの執筆を支援する.アブストラクトを入力とすることでタイトルを生成するネットワーク,および本文を入力とすることでアブストラクトを出力するネットワークの学習を行う.

また、英語論文執筆の際に、記述されるセクションに応じたよく利用されるフレーズを提示するための研究を行っている。 適切な表現で執筆するために他の論文を参考にし、良く利用されそうな用例やフレーズを調べることがある。 しかし、論文を執筆するために、論文を読んでいたり、利用できそうな用例を探すことは時間を要してしまう。 本研究では、あらかじめユーザが論文調査の過程で収集した用例を利用して、執筆しているセクションで良く利用される文章を 提示することで、ユーザが執筆のために論文を調査する時間を削減することができる。


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