プロジェクト名

共創支援プロジェクト

メンバー

藤江,松浦

目的

共創的アプローチによる身近な課題の解決を支援する。

サブテーマ

共創的プレゼンテーション支援、共創的ペーパーレス会議支援、共創的遠隔ケア支援

キーワード

プレゼンテーション支援、会議支援,共創支援、遠隔介護支援

概要

PC、スマートフォン、タブレットデバイスなど、普段我々が身近に利用するデバイスを用いた共創的なアプリケーションの開発を行っている。 共通の課題をもつ関係者が、共にその課題を解決するための支援を目的としている。

HTML5のcanvasのための同期機構を開発している。この機構は協調型Webアプリケーションの同期遅延を減少させることができる。canvasの同期遅延は通信遅延と描画遅延に分類される。通信遅延は様々な研究により議論されているトピックである。本プロジェクトでは、canvasの同期における主なボトルネックの内の1つである描画遅延に着目した。本プロジェクトにより、協調型Webアプリケーションの開発者はcanvasを用いた高速なアプリケーションを開発することができる。さらに、タブレット端末やスマートフォン等の比較的低い性能の端末上で実行されるWebアプリケーションの有用性を向上させることができると考える。

共創活動において、紙媒体の付箋がよく用いられる。紙媒体である付箋を電子化し計算機上で管理するシステムを開発している。モバイルアプリケーションで撮影した付箋の画像を電子化し、デスクトップアプリケーション上に表示し、移動やクラスタリングを可能にすることで共創活動を支援する。

中断中の作業において、中断した作業環境やファイルなどの作業内容を忘却してしまい、作業復帰を行うのが困難な状況がある。そこで、当時行っていたデスクトップ状況をスクリーンショット画像として記録を行い、ユーザがスクリーンショット画像を閲覧することで、視覚的に作業内容を想起することができる。さらに、当時の作業履歴から研究エピソードネットワークを形成し、作業内容の想起のための検索支援を行い、効果的に作業内容の想起を支援する。


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